青春18きっぷ5回中3回分の使い道は決まっていましたが、残りの2回分を消化するために1泊2日で四国(と言っても愛媛県だけなのですが)へ行ってきました。
いつも片道は瀬戸大橋を使うので、四国への往復がどちらもフェリーとなるのは初でした。
■ 1日目
スタートは博多駅でしたが、特に写真を撮ることもなく下関着。
本州に上陸し、この辺からようやく旅が始まった気分です。
柳井港駅前にはちょっとしたレア標識が。
鉄道でのアクセスも非常に良いので便利ですね。
三津浜港からは徒歩で伊予鉄の三津駅へ。
柳井港ほどアクセスは良くありませんが、徒歩圏内です。
後ほどご紹介しますが、こちらにはとっておきのお楽しみがあります。
道後温泉本館は保存修理工事中です。
歴史のある道後温泉において飛鳥乃湯泉は2017年オープンと新しい建物ですが、飛鳥時代の建築様式を取り入れており雰囲気も楽しめます。
そのほか色々と細やかなサービスが嬉しい快適なホテルでした。
松山に来たなら道後温泉は外せないので路面電車で移動します。
ヌルヌルしたお湯はいつまでも浸かっていたくなる極楽でした。
6km先の奥道後温泉よりバイプで引湯しているそうです。
道後温泉ほどのヌルヌルはありませんでしたが気持ちの良いお湯でした。
■ 2日目
ホテルをチェックアウトし路面電車で松山駅へ。
今度来るときは高架化してるのかなぁ、と思いながら三角屋根の駅舎を撮影。さて名残惜しいですが九州へ戻る乗船券を買いますか。
…あれ?
…財布が?
…無い?
あぁ、さっきのバスだな…
妙に冷静だったのですが、思い返せばパーカーのポケットに入れていた長財布がバスの席に座ったときにゴロンと転がり出たんだろうなと推測し、バス停に貼ってあった伊予鉄南予バスの営業所へ電話してみます。
電話をしてみると確認して折り返しますとのこと。
映画館のチケット売り場のようなカウンターです。
散策中に折り返しの電話が。やはりバス車内にあったそうです。
営業所での引き取りを希望すると、到着予定は17時とのこと。
市内線だとこれほど遅くならなかったように思いますが、三崎特急線で落としたのが非常に痛かったです。
(ちなみに松山市駅→三崎口港で約3時間、八幡浜港→三崎口港でも1時間かかるロングラン路線です。)
ただいまお昼12時過ぎ。福岡まで帰れるんかいな…?
必死で調べると、別府行きに乗船して特急に課金すれば日付変更線を越える頃には帰宅できることが判明。ようやく一安心です。
なお入鋏済みの今日の18きっぷは全く元が取れなくなった模様。
金が無いので冷やかしのつもりで入ってみると、なんとスマホ決済可能!
頑張って時間をつぶし終え、歩いて伊予鉄南予バスの営業所へ。
お買い物とみかんジュースの出る蛇口を楽しみました。一度やってみたかった。
親切に応対していただき、本当にありがとうございました。
予定が狂ったおかげ(?)で最新鋭の「れいめい丸」に乗船できました。
短距離航路とは思えない綺麗で快適な船でした。おすすめです。
八幡浜港とれいめい丸が新しく非常に綺麗だったので別府港のレトロっぷりが際立ちます。こんな港も好きですけどね。
新幹線に乗り換えるのが最速ではありますが、在来線特急でも間に合うことが分かったので九州ネットきっぷで少しでも節約を。
その後、なんとか無事に帰宅できました。
ちなみに乗船したフェリーが帰宅できる最終便でした。本当に良かった。
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年に何度も旅に出る自分ですが、財布を落とすミスは初めてでした…。
落とした場所の見当がつき、その通りの場所にあったのが幸いでした。
このブログで初めての旅行記がこんな内容でいいのか先行きが怪しいですが、今回の旅行記はここで締めくくりとしたいと思います。

































