旅行記 / スカイレール&アストラムライン

前々から乗ってみたいと思っていたスカイレールサービスが運行を終了するということで、同じく乗ってみたかったという会社の同僚と広島へ行ってきました。


■ 1日目
博多9:00発のこだま844号で広島へ。
山陽新幹線はかなり久々の乗車でした。

広島着。じわじわと勢力を広げるホームドアのおかげで撮りにくい…

広島駅から広電で広島バスセンターへ。
利用したのは初めてでしたが思っていたより立派な建物でした。

広島高速を通るバスで広域公園前駅へ。
アストラムラインはYouTubeで駅メロディを聴いてから乗ってみたかった路線でした。

新交通システム=無人運転というイメージがあったので、有人運転だったのが逆に新鮮でした。
郊外側はあまり高い建物が無い中を高架で走って行くので爽快でした。


終点の本通まで乗り通してきました。
一応ここは正真正銘の「地下鉄」です。

昼食は広島三越にある「うえの」のあなごめしで。何度食べてもうまい。
宮島口のイメージが強いですが、広島市内でもいただけるので便利です。

広島の路面電車は何回見ても迫力が桁違いです。

1日乗車券を買っていたので広島港へ。
開放的な大屋根が気持ちよい駅です。


1000形と700形。
広電は多種多様な車両が走り回っていて飽きないです。

撮影していると唯一の750形が来てくれました。
最近シングルアームパンタグラフに交換されたそうですが、無骨な車体と合わないですねぇ…

しかし、まだまだ活躍してくれそうなのは嬉しい限りです。

組み合わせは無限大。

晩ごはんを食べに商工センター入口へ。

整理券は「商」のみの潔さ。


ご一緒した方がカープファンだったので、その方の案内で「カープ鳥 おさない」へ。
メニューが選手名だったり変化球名だったりで独特でしたが美味しかったです。


■ 2日目

宿泊先はアパホテルでした。アパ社長カレーの山がすごい。

JRで瀬野へ。

JRは瀬野駅、スカイレールはみどり口駅を名乗ります。
いよいよメインディッシュのスカイレールサービスに乗車です!

せっかくなので記念に乗車券を買いたいということで、大損は承知で回数券を購入。
回数券情報はICOCAに書き込むこともできますが、オリジナルのSKYRAIL PASSで購入することもでき、もちろんSKYRAIL PASSで購入してきました。

みどり口駅のコンコースはこんな感じです。
券売機左の窓口で回数券などを購入できます。回数券の場合も申込書の記入が必要です。

スカイレールの発車時の加速はなかなかの速さで、空中に投げ出されるような感覚でした。


ホームはシンプルながらエレベーターも備えています。

終点のみどり中央まで乗車しました。立派な駅舎です。

いち住宅地の移動手段としては手の込んだスカイレールですが、やはり象徴的な存在なのか街の名前はそのまま「スカイレールタウン」だそうです。
スカイレール廃止後はバスに転換するそうですが、街の名前としては残りそうです。

みどり口~みどり中街~みどり中央の高低差はかなりのもので、バスだと所要時間の増加は免れなさそうでした。住民の方々には重要な交通機関なのは間違いないと思いますが、色々と特殊な設備が必要となりコスト面ではバスに敵わなかったのでしょう…

みどり口へ折り返します。
駅務機器も独特だったので少しご紹介。

自動改札機はきっぷの場合はQRコードをかざす方式で、回数券・定期券の場合はカードを直接タッチすれば通過できます。地味な路線ながらシステムはかなり先進的です。
なお、改札は入場時のみで降車時はノーチェックです。

続いて券売機です。

回数券はカードから1枚ごとのきっぷに引き換えることができます。
画面下部(モザイク部分)に回数券申込時に書いた名前が表示されるのが独特でした。

スカイレールを楽しんだ後は瀬野からJRで天神川へ。

カープ坊やマンホール。

カープファンの同僚の要望でMAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島へ。
列車の窓から見たことは何度かありましたが、現地訪問は初めてでした。

お土産を購入。カープファンではないですがちょっと嬉しい紙袋でした。

MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島からは広島駅まで徒歩移動。
その途中には新幹線からも見える赤いネオンの東横INNが。

東横INNと言えば青というイメージをひっくり返してくれる赤さです。
ここも泊まってみたいものです。

カープ坊やマンホールその2。

途中、開かずの踏切として有名な愛宕踏切を渡りました。
係員さんが常駐する珍しい踏切です。

広島駅でお好み焼きの昼食。

最後はあき亀山へ行ってみることになりました。

少し場所は変わったものの、廃線から復活した珍しい区間です。

あき亀山駅自体は静かなロケーションですが、駅前には大きな病院があり確実な需要はありそうでした。

広島へ戻るとetSETOraが。
この列車で瀬戸内海を眺めながらの列車旅もやってみたいものです。

広島からはこだま号で福岡へ戻ります。
500系は行先表示がフルカラーLEDとなり、さらにかっこよくなりました。

今回の旅は往復で「バリ得こだま」を利用しました。
博多~広島だとこだま号でも大して乗車時間は長くならないのでおすすめです。
乗り得な元グリーン車座席の6号車を予約しておきました。